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広島赤十字・原爆病院 研修医2年目 松原千春

地域医療実習の一環として、コールメディカルクリニック広島で大変有意義な研修をすることが出来た。
学生のときに岡林先生の講義を聞いて以来、在宅医療を自分の目で見てみたいという気持ちが強かったので、今回このようなチャンスを与えられたことに心より感謝の意を表したい。
在宅医療では、家族関係や家庭環境など、病院にいるとなかなか見えてこないような面を垣間見ることが出来、今まで病院で見てきたのは本当に一面だったのだと感じた。また、病院では急性期の状態を乗り切ると退院してしまうため、その後の状態を深く考えることがなかったことを痛感した。長期的に見ていると、病気は悪くもなり良くもなり、非常に波があるもので、患者がその波間にあって生きがいを持てるよう手助けするのが医療者の役割であり医療の心なのだということを学ばせていただいたように思う。また、往診では病院にいるときよりもはるかに深く家族と関わることが多かったため、家族のことを考えなければ本当に有意義なかたちで患者の力になることは出来ないのだということを強く感じた。闘病中に家族は非常に重要な役割を果たし、彼らの言動は病気に対する患者の姿勢に大きく影響する。そして患者が自らの病気を受容するまでに様々な段階を経るのと同じように、家族も同様の情緒的な反応を経験する。先生方やスタッフの方々は、その患者の家族構成や家族の結束、コミュニケーション能力、それに信頼できる隣人や友人がいるかなど、深い洞察力を持って把握しておられ、時には患者と家族の間の精神的な仲介者となることで、患者とその家族が病とともに生きていく手助けをされていた。そのような姿を間近で見ることが出来たことは、これから医療者として患者とその家族に関わっていくうえで大きな財産となったように思う。
最後に今回の研修でお世話になった先生方やスタッフの方々に心からお礼を申し上げたい。本当にありがとうございました。
# by cmcweekly | 2014-11-28 09:02 | 感想

我が家のアイドルたち

我が家には4歳の娘ちゃまと先月1歳になった息子くんがいます。
4歳の娘ちゃまは、身体を動かすのが大好き、わがまま真っ盛りの超おてんば娘です。
息子くんは、お姉ちゃんが大好きでお姉ちゃんのやることに興味津津。すごい勢いのハイハイでお姉ちゃまや大好きな車のおもちゃなどを追いかけまわしております。
まぁ、仲が良いのは嬉しいことですけどね(^^)/
そんな2人の日々の成長が楽しく、疲れ知らずの子供たちに振り回されつつも寝顔と笑顔に癒されています。

先日、娘ちゃんがお世話になっている保育園の先生に教えていただいたのですが、ままごとをして遊んでいた際の会話・・

先 生 : 『わーい!今日の夕飯はな~に~?』
娘ちゃま: 鍋をかき混ぜながら『今日はあるもので食べるんだよ!』

聞いた時は先生の手前笑っていましたが、内心はちょっぴり恥ずかしい(;一_一)
家での何気ない言葉遣いや夫との会話を娘ちゃまは聞いていて、遊んでいる時使っているかと思うと気をつけないといけないかも?!って思っている今日この頃です。

最近では、広島弁で話したり、怒ったりする娘ちゃまを見て、関西出身の夫は『広島弁しゃべってる?!』と不思議そうな顔をしていました。


今後も成長を楽しみに、我が家のアイドル達から目が離せないことは間違いないでしょう♪♪
# by cmcweekly | 2014-11-20 17:48 | プライベート公開

社員旅行

今月25~26日に毎年恒例CMC社員旅行に行って参りました!!
行先は地元宮島☆
かなり近距離ですが、故岡林清司先生が病気療養中でも身体的負担が少なく参加してもらえるように宮島にしました。
スケジュールは、一日目:しゃもじ作り→あなご飯を堪能→弥山登頂→宴会、2日目:水族館&自由行動でした。
しゃもじ作りは決められた形(桜・もみじ・鳥居・宮島の文字)の焼印を押すだけなのですぐに作り終えてしまうのではないかと思いましたが、なかなか焼跡を綺麗に残すのにコツがありセンスも問われ1時間程度かかりました。とても個性が出ておもしろかったです。
あなご飯は美味しく、みんな無口になるほど一気にたいらげました(笑)
弥山は途中までロープウェイで上り登頂しました。おかげ様で天気が良く美しい瀬戸内海を一望できました。
夜は恒例のド宴会をして盛り上がりました。
こうして社員旅行をさせて頂くと、社内の親睦を深めることができるとともに、普段では気付かないスタッフの一面を垣間見ることができるので、これからも続けていけたら良いなぁ~と思います。
また、宮島は地元すぎて宿泊したことがなかったのでとても新鮮でした。
そして、岡林先生の参加は叶いませんでしたが、「今年も楽しい旅行になったな~!ありがとうな~!!」と一緒に微笑んでくれているような気がしています。

社員旅行_f0208667_15392654.jpg
# by cmcweekly | 2014-10-30 15:39 | プライベート公開
広島赤十字・原爆病院 研修医2年目 玉本聖佳

 私は2014年9月8日〜9月30日までの3週間、コールメディカルクリニック広島で地域実習をさせて頂きました。
 一番印象的だったのは、末期がんの患者さんのお宅での笑顔でした。ご主人や娘さんが献身的に清拭などお世話しておられ、徐々に迫ってきている別れに対する寂しい気持ちや、痛みに耐える姿を見て心を痛めておられるだろうに、常に笑顔で過ごされていました。患者さんも穏やかなお顔をされていて、コールの先生や看護師さん、訪看さんやヘルパーさん、ケアマネさん、皆さんが良い笑顔で、同じ時間を共有できたことがとても幸せでした。病院でも何人かの末期がん患者さんの看取りを経験させていただく機会はありましたが、こんなに穏やかではありませんでした。やはり自分が自分らしくいられる場所で最後の時間を過ごすことができるのは幸せなことだと思いました。それは自宅でなくても良くて、私が普段働く病院で患者さんに穏やかな最期を迎えていただくために、私に何が出来るのだろうかと考えさせられました。しかし、1人の患者さんのために本当に沢山の人が動いているということを垣間見ることが出来、1人で考えなくても良いんだと、とても心強く思いました。
 また、私が想像していたより多くの医療行為が在宅で行われていました。人工呼吸器管理や気管支鏡、気管カニューレ交換、胃瘻交換は在宅で可能であると考えたこともなく、かなり驚きました。エコーや心電図、血液検査、呼吸機能検査も出来て、レントゲンやCT、MRIなどの画像検査以外のことはほぼ出来るということに感動しました。機械がそろっていることはもちろんですが、先生方の、『家でもできるかもしれない、やってみよう』という発想と気持ち、創意工夫、技術に感銘を受けました。しかしだからこそ病院に紹介するタイミングを見極めるのが難しく、また重要であると感じました。
 私自身、将来がん診療にかかわっていきたいと考えており、以前より在宅で疼痛管理できるのは理想的であると思っていました。コールで実際の診療の様子を見てますますそう思うようになりました。また、病気自体だけでなく、家庭環境や家の造りなどで通院困難な場合があることを知りました。今後は家での患者さんの様子を考えながら診療にあたっていこうと実感しました。
 コールメディカルのスタッフの皆様にはお忙しい中大変ご迷惑をおかけしたと思います。おかげ様で大変有意義な研修が出来ました。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。
# by cmcweekly | 2014-10-20 17:50 | 感想

知的な長女?!

我が娘、今年ピカピカの1年生になって早半年が過ぎました。

語彙力に乏しいと言いますか・・・覚え間違いの多さに日々驚かされます。

夏に行われた「納涼祭」のことを「にょうりょうさい(尿量!(―_―)!!)」と言っ

てみたり、先日はスーパーで「茶碗蒸し」を見て、「“ちゃわんむし”ってさー

茶碗に虫が入っとんよねー!」と大声で言って、近くのおばちゃんにクスクス

っと笑われる始末・・。

いつか・・いつか・・知的な女子になることを夢見ているお母さんでした♡
# by cmcweekly | 2014-10-17 16:08 | プライベート公開

CMC広島のスタッフが毎週更新していきます。お楽しみに☆


by cmcweekly