2010年 10月 18日
阪神大震災での思い出
避難所に1人何も口にせず、じっと目を閉じたままのお婆さんがいました。
震災後の瓦礫の中から命からがら抜け出し、
お爺さんと「よかったね」と手を取り合って避難所で一晩過ごし、
翌朝目が覚めてみるとお爺さんの手は冷たくなっていたそうです。
たった1人の身内を失い悲しみが癒えない中、
トイレに行ったほんの数分の間に、枕元に隠しておいた財布までも盗まれていたそうです。
生きる希望を失ってただひたすら孤独に死を待っていたそうです。
たまたま、AMDAで往診していた時に、このお婆さんに出会い、
訪問看護をその日から開始しました。
医療チームが毎日往診し、避難所には24時間看護師を常駐、
訪問入浴も開始。震災後に傷ついた心のケアにと、心のケアチームも作り、
あの手この手と必死に活動しました。
何だか今思うと、CMCの暖かい診療とよく似ています。
ご主人の最後を看取り、たった1人になった奥さんの、
心のケアから始まって、医師だけでなく、セラピストから栄養士まで、
CMC以外の多職種スタッフとも連携し、多くの人の温かい心でトータルケアリング。
すごいなあとここに入ってつくづく思います。
「凍えた心を、みんなの心で暖める」そんな雰囲気を感じます。
8月から入社させて頂きましたが、猛暑が続き、
溶けていつの間にか消えてなくなりそうな毎日でしたが、
心優しいスタッフに支えられなんとか3ヶ月目を迎えようとしています。
ハイレベルなCMCについていけれるのかな?という不安と重圧で、
小さい身体がますます縮みペシャンコになりそうですが、
暖かいご指導に感謝しながら日々成長してゆけれたらと思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
震災後の瓦礫の中から命からがら抜け出し、
お爺さんと「よかったね」と手を取り合って避難所で一晩過ごし、
翌朝目が覚めてみるとお爺さんの手は冷たくなっていたそうです。
たった1人の身内を失い悲しみが癒えない中、
トイレに行ったほんの数分の間に、枕元に隠しておいた財布までも盗まれていたそうです。
生きる希望を失ってただひたすら孤独に死を待っていたそうです。
たまたま、AMDAで往診していた時に、このお婆さんに出会い、
訪問看護をその日から開始しました。
医療チームが毎日往診し、避難所には24時間看護師を常駐、
訪問入浴も開始。震災後に傷ついた心のケアにと、心のケアチームも作り、
あの手この手と必死に活動しました。
何だか今思うと、CMCの暖かい診療とよく似ています。
ご主人の最後を看取り、たった1人になった奥さんの、
心のケアから始まって、医師だけでなく、セラピストから栄養士まで、
CMC以外の多職種スタッフとも連携し、多くの人の温かい心でトータルケアリング。
すごいなあとここに入ってつくづく思います。
「凍えた心を、みんなの心で暖める」そんな雰囲気を感じます。
8月から入社させて頂きましたが、猛暑が続き、
溶けていつの間にか消えてなくなりそうな毎日でしたが、
心優しいスタッフに支えられなんとか3ヶ月目を迎えようとしています。
ハイレベルなCMCについていけれるのかな?という不安と重圧で、
小さい身体がますます縮みペシャンコになりそうですが、
暖かいご指導に感謝しながら日々成長してゆけれたらと思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
by cmcweekly
| 2010-10-18 12:48
| プライベート公開