『パン』と私

私にとって『パン』と言えば、まず頭に浮かぶのは、小学校の給食パンです。「味付けパン」と「食パン2枚」、どちらもパサパサして、あまりおいしくなかったことを覚えています。食べずに家に持って帰ると、母が「味付けパン」は乾かしてすりおろしてパン粉にして料理に使い、「食パン」の耳は、油で揚げて砂糖をまぶして甘いおやつにしてくれていました。今で言うと「ラスク」ですかね。『コールの丘』のお昼がサンドイッチの時に、余った食パンの耳で同じものが出てきました。まさに「おふくろの味」でした。

父が、ある日岩のように固いパンを買ってきました。父がどのようにして食べていたのか覚えていませんが、「これがフランスパンじゃ。」と嬉しそうに教えてくれました。今思えば、多分バケットだったのでしょう。もう一つ塩味のする固めのパンも買ってきていましたが、似たような味のパンには出会えていません。

20年近く前のことですが、近所にできたパン屋さんの「焼き立てホテル食パン」を食べました。ジャムもバターも何もつけず、そのまま食べた時、パンその物の美味しさを実感しました。それからは休日焼き上がり時間に合わせて買いに行ったものです。しばらくして、近所にベーグルを並べるパン屋さんができました。これも楽しみの一つになりました。しかし残念なことに5年位で二店とも無くなってしまいました。

訪問診療を始めてから、『町のパン屋さん』があちこちにあることに気付きました。昔からあると思われるお店や最近出来たらしいお店、イートインできるお店、コンビニでも焼き立てパンのあるお店とスタイルも様々です。近寄るとどこもいい香りがします。診療が終わってからの楽しみが見つかりました。手軽に食べられるため、特に時間外当番の日には重宝しています。

 お気に入りのお店はいくつかありますが、今年西区観音界隈にオープンしたお店を二店ご紹介します。


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一店目は4月にオープンした「Bakery Luna」です。お店に入ると、正面奥でパン作りに精を出されている職人さんが先ず目に入ります。これを見るだけで食べてみたいなと言う気持ちになります。写真右上が、店名Lunaを連想させる『青き月のマスカルポーネフランス』です。クルミとレーズンを練りこんだフランスパンに、ブルーベリーと山ぶどうの入ったマスカルポーネチーズが挟んであります。チーズは注文を受けてから挟んでくれますので、フランスパンのドライな食感が残っておいしくいただけます。医療関係者としては腐りにくく衛生的にもいいですね。左下は『くるみとクランベリーのミニバケット』、娘曰く「ワインと合わせると幸せの味っ!」だそうです。


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二店目は、8月にオープンしたベーカリーカフェ『Banh Mi』です。Banh Miはベトナム語でバイン ミーと読み、フランスパン風のパンと言う意味のようです。オーナー御夫妻がベトナムに住んで居られたようです。手前のカットしたハードな感じのパンが、『天然酵母くるみ&ぶどう』、奥側のソフトなパンがクルミパンでさつま芋の甘煮を包んだ『くるみおさつ』です。

こうして改めて並べてみると、私の好きなパンの傾向が分かりますね(^^;

まだまだ、ステキな『町のパン屋さん』は、たくさんあると思います。お近くにあれば、ぜひ教えてください。
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by cmcweekly | 2012-10-19 09:06 | プライベート公開

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