平成24年度 実習の感想⑥

12月10日から19日まで、実習にいらっしゃった、JA広島総合病院 臨床研修医2年次の高場章宏先生の実習を終えての感想を掲載します。


JA広島総合病院研修医の高場章宏です。このたび地域医療の研修プログラムで、コールメディカルクリニック(CMC)にて在宅医療の研修をさせていただきました。普段の総合病院での診療とは異なった面が多く、感銘を受けるとともに自分の診療についても考えさせられることが多かったです。

まず、在宅医療においては患者さんのQuality of life(QOL)が非常に高いと感じました。たとえ重い病気をかかえていたとしても、誰しも家で過ごしたいのは当然です。在宅で可能ならば当然在宅の方が患者さんは嬉しいはず。また外出が難しい方には訪問リハビリも行われており、患者さんの日常生活動作や活力アップにはかなり効果が大きいと感じました。CMCでの医療サービスに対する患者さんの満足度は非常に高いのではないでしょうか。実際、僕が訪問させていただいたご家庭はみなさんウェルカムな雰囲気で、医療従事者との信頼関係が良い形で構築されているのが一目で分かりました。こうした在宅医療サービスのニーズは高く、これからもさらに必要とされる時代だと思います。

また、実際に患者さんのご家庭を訪問することにより、患者さんの日常生活の様子やバックグラウンドが把握しやすいため、患者さんと医療従事者との距離が近く、細やかなサービスが提供できています。例えば「旅行に行く」とか「展覧会に行く」といった、個人に合わせた目標を設定し、それに合わせて体調を管理していくといった方法です。これによりスタッフの方々のモチベーションも上がっているように感じました。CMCのスタッフの満足度も高そうです。実際皆さん生き生きと働かれていました。

こうしたスタッフがCMCに集まっているのも、院長岡林先生の医療に対する理念・情熱がまっすぐだからこそ、なんじゃないかと勝手に思いました。僕たち若手にとってもCMCでの在宅医療は非常に魅力的に感じることができ、将来の選択肢がひとつ増えました。

僕は来年度から救急・集中治療に携わろうと考えています。CMCでの研修を通して、今後の自分の診療においても、病気を治すことだけに主眼を置くのではなく、患者さんのQOLに直結するような目標を設定できるようにしたいと思いました。そのためにはやはり患者さん個人の価値観や背景を理解する事が必要です。患者さんと長期間関わることが少ない救急領域では難しいことかもしれませんが、患者さんのアウトカムを良くするためには重要なことです。この気持ちを忘れず、患者さん中心の医療を僕も目指したいと思います。

あと、CMCでのお昼ごはんのおいしさには目からウロコでした。こんなにお昼ごはんがおいしい職場って最高です。コンビニ弁当だけでなく、バランスのいい食生活を送りたい、と切実に感じました。

最後になりますが、突然の訪問でも温かく迎えてくださった患者さん、御家族の方々、丁寧に接してくださったCMCの方々に、この場をかりて心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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by cmcweekly | 2012-12-19 18:37 | 感想

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