2013年 12月 13日 ( 1 )

12月2日~2週間、実習にいらっしゃった、JA広島総合病院 臨床研修医2年次の本田寛和先生の実習を終えての感想を掲載します。


 この度2週間という短い期間でしたが、コールメディカルクリニック広島(CMC)にて在宅医療の研修をさせて頂きました。CMCは当院初期研修プログラムの地域医療研修の枠での選択肢の一つでしたが、在宅医療に興味があり、また今後の超高齢化社会においてますます必要とされる医療の現場を勉強したいと思い、CMCを選択しました。

 CMCでの研修以前は在宅医療とは、医師・看護師が白衣を着て、往診バッグを持って患者さんの自宅で診察を行い、薬を処方するものだと思っていました。実際今まで経験した一般病院、診療所ではそのような往診が多かったです。しかしCMCの往診は最初から違いました。服装は医師・看護師関係なく白衣は着用せずカジュアルな服装、持ち物も一般的な往診バッグだけでなく採血セット、心電図、超音波など病院での診療と遜色ない装備で往診が行われていました。街全体を一つの病院と考え、病室である患者さんの自宅でベストの医療ができるようにというCMCの往診は非常に勉強になりました。

 そして実際に患者さんのお宅を訪問して一番感じたことは、やはり患者さんと医療者との距離が非常に近いことです。病院とは違い自宅での診察は患者さん自身リラックスしており、本音を医療者に伝えてくれる空間なのだと改めて感じました。そして何より皆さん最後に「ありがとう」と感謝の気持ち伝えてくれます。病院で経験できない以上の「ありがとう」をこの二週間で体験させてもらい、在宅医療の魅力を実感しました。その「ありがとう」に応えるため、24時間365日患者さんに安心を提供し続けなければならないのだと感じました。今回感じたこの感動を病院に帰っても忘れず、常に患者さん目線の医療を実践できるように精進していきたいと思います。

 最後に今後の日本の医療を考えると、病院完結の医療は限界があると思っています。人生の最期を自宅で迎えたいと考える高齢者は今後どんどん増えていきます。そのような方体の希望を叶えるため、また医療のパンクを防ぐため、ますますの在宅医療の充実が望まれます。今回第3の医療と言われている在宅医療の最前線を学ばして頂けたことは、自分自身の将来、また今後の医療を考える非常に有意義な研修でした。このような貴重な経験をさせて頂いたCMCのスタッフの方々、常に突然の訪問でも笑顔で迎え入れてくれた患者さんの方々とその御家族、そしてこの研修中に出会ったすべての人に感謝申し上げます。

 PS CMCで感動したことの一つに、きれいな職場・美味しい食事があります。こんな素敵な環境で研修させていただきありがとうございました。一押しは天ぷらです。あと焼きなす、ハヤシライスも美味しかったです。
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by cmcweekly | 2013-12-13 16:14 | 感想

CMC広島のスタッフが毎週更新していきます。お楽しみに☆


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