見学者の感想

訪問看護ステーション 草津かもめにて理学療法士をしています日野と申します。
この度、コールメディカルクリニック(CMC)にて一日見学をさせて頂きました。

広島の在宅医療ではCMCを知らない人はいないくらい有名で、人工呼吸器などを使用されているALSや神経難病の患者様でも安心して在宅療養が継続できるような医療やリハビリを提供されていると聞いていましたので、実際どんなところなのかとても楽しみにしていました。

 午前は訪問リハビリのPTさんに同行させて頂きました。
どのご家庭でも、患者様のみならずご家族様も一緒にPTさんが来るのを楽しみに待たれていました。
ある患者様は、室内で軽いストレッチや筋力トレーニングを済ませた後の屋内歩行は伝い歩きでやや不安定でしたが、ご自宅のお庭に出ての歩行訓練では、大きな石もあり足場は非常に不安定にもかかわらず、金柑の実を一緒に採ったり、足元に生えているハーブの種類を摘んで説明してくれたときの患者様の輝いた顔としっかりした歩き方は忘れられません。また、突然の見学者にも快く迎えてくださり、いつもはお庭の散歩は一回なのに私に植物の説明をして下さるために二回も行って下さったことからも、この患者様がお庭が大好きで、お庭に行きたいという思いが楽しみであり、行動力になっていることを実感しました。
高齢者の方にとって運動は敬遠されがちです。病院のリハビリのように訓練要素で屋外歩行をするのではなく、生活の場である在宅で、ご本人様の楽しみやしたいことを支援していくことが訪問リハビリであると再認識しました。

昼食はデイケアにて、ご利用者様と一緒に頂きました。カフェレストランに来たのかと思うくらいのおしゃれで明るい環境でした。またデイケアのスタッフだけでなく、訪問のスタッフも一緒に食べることでご利用者さんの状況を全スタッフが把握できる環境でした。昼食が手作りで温かく、器も本物で彩りも素晴らしく、とにかく美味しい!!また、他職種のスタッフが気軽に会話ができて、とっても楽しい!!普段はミーティングをしながらお弁当を掻きこむだけの私にとって、夢のようなお昼休憩を過ごす事が出来ました。

午後からは院長先生と看護師さんの訪問診療に同行させて頂きました。
午前の訪問リハビリ同様、どのご家庭でも患者様とご家族様(ペットのハナちゃん)が笑顔で、先生方の訪問診療を楽しみに待っていたのが分かりました。また突然の見学者の訪問にも快く迎えてくださったことから、CMCのスタッフとの信頼の強さを実感しました。
先生が患者様の手や足を触りながら、患者様と同じ目線の高さに合わせてゆっくりと話をされ、患者様の立場にたった優しくて温かい診察をされていました。また患者様自身もご自宅なので普段着でリラックスされており本音をスタッフに伝えやすい環境なので、改めて訪問診療は在宅生活の一部であるという理念に沿ったサービスだと実感しました。また、家族の方へも患者様のご様子を聞き、しっかりとコミュニケーションをとられて安心して在宅療養が継続出来るように支援されていました。

看護師さんの働きも素晴らしく、先生が次に何をするのか予測のもと先取りで器具を用意されたり(なかなかPTの私にはこの辺の要素がなく見習うべきところです)、ご家族様へ薬の残量を聞いてチェックしたり、また訪問前に再度カルテをチェックして医師に確認することでダブルチェックを行い、チームで訪問診療をされていました。

訪問診療の移動車中で院長先生が、「在宅医療は、われわれ医療スタッフだけが患者様を治すという姿勢ではなく、在宅生活の一部として、患者様の立場になってご家族様と一緒に患者様を診ていくという関係作りが大切です。そのために、しっかりと患者様や家族様とコミュニケーションをとることが大切です。また、万が一何か手違いがあっても変に取り繕うのではなく、直ぐにその場で謝ることが信頼関係を築くことにもなります。」と教えて下さり非常に感銘しました。
将来、私の両親や私自身に何かあれば、CMCで診てもらいたいと心より思いました。


医療・介護サービスともに、多様化する患者様のニーズに対して選ばれる時代となっています。
訪問リハビリに携わってまだ経験の浅い私にとって、この度の見学は非常に有意義な経験となりました。
私も将来、CMCのスタッフのように患者様から選ばれるサービスが少しでも提供できるように、精進したいと思います。


最後なりましたが、突然の訪問でも温かく迎えてくださった患者様、ご家族様、そしてお忙しいなか丁寧に接して下さったCMCのスタッフの皆様、この場をかりて心よりお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
[PR]
# by cmcweekly | 2014-05-16 17:52 | 感想

復活

今年の1月23日に料理研究家の小林カツ代さんが亡くなられました。カツ代さんは生前、「私が死んじゃっても、美味しい私のレシピは永遠にそこの家の家庭料理として残るのが嬉しいわね。」と大好きな珈琲を飲みつつ、笑いながらスタッフに話をされていたそうです。私は胸をうたれました。コストコにうつつをぬかしてた私を一喝してくれた様でした。毎回楽しみにしていた方々、すみません。そしてお待たせ致しました。ミキティの三行クッキング復活です。まずは前回のバイキングで好評だった手作りタルタルソースからご紹介します。

『タルタルソース』
f0208667_9444389.jpg<材料>
ゆで卵 1個
らっきょう 5~6個
青ねぎ 大さじ2
マヨネーズ 100CC
牛乳 大さじ1
塩こしょう 適量

<作り方>
①ゆで卵、らっきょう、青ねぎはすべて細かく刻む。
②すべての材料をあわせる。




和風に仕上げたい時は青ねぎで、洋風にしたい時はパセリでして下さい。乾燥パセリでも大丈夫です。らっきょうをピクルスに変えるとより本格的になります。



『パンナコッタ』
f0208667_946454.jpg<材料>
生クリーム 200CC
牛乳 100CC
練乳 大さじ1(約20g)
砂糖 15g
板ゼラチン 3g
バニラビーンズ 5㎝

<作り方>
①板ゼラチンは水でふやかしておく。
②ゼラチン以外の材料を鍋にいれて、混ぜながら60℃ぐらいまで温める。
③ゼラチンを軽く水気を切っていれて混ぜ、余熱がとれたら茶漉しでこしながら容器にいれ、冷蔵庫で2時間以上冷やす。

生クリームは必ず乳脂肪分40%以上の物を使って下さい。色々試した結果、私はスジャータの生クリームと明治のおいしい牛乳の組み合わせが1番好きでした。生クリームを牛乳に変えるとミルクプリンになります。パンナコッタは某ラーメン屋さんの定番商品になったくらいの自信作です。是非作ってみて下さい。

次回も皆様の心に残る様なレシピをご紹介したいと思います。是非お楽しみに♪
[PR]
# by cmcweekly | 2014-04-18 09:50 | プライベート公開

子離れの春

入園 入学の季節ですね。関係の方々、おめでとうございます。 …我が家は長男が社会人に 二男が高校生になりました。 3月末、「18年間お世話になりました。」と頭を下げて長男は家を出発しました。 とても寂しかったです。正直、涙が出ました。 以前は5人家族でワイワイガヤガヤ動物園みたいだったのに、今は静かに なってしまいました。 でもありがたいことに二男は話好きな子です。3月中に買い物し忘れた物があってがっかりしていると 「お母さんは4月からの広島県の経済活性化に役立ってるんだよ。」と励ましてくれます。また別の日、買ってあった白靴下を見て「こんなダサいの履けるかよ~。ったく昭和の人が考えることは!」 と大文句を言います。「それって買ってくれた人への言葉?!」…しばらく口ゲンカ… 無言…3分後「すみませんでした。これは履かないので他の人にあげて下さい。」 …一件落着。 あーもう過保護はやめようと思いました。思春期真っ只中の二男は 気分がコロコロ変わります。ご飯もよく食べます。野球部なので洗濯物もいっぱいあります。一番世話がかかるなあと思いつつ、いやいやこの面倒くさいことをさせてもらうのが母親としての幸せなんだと思いを変えました 。少しずつ子離れしながら、もう少し子育てを楽しもうと思っています。
[PR]
# by cmcweekly | 2014-04-11 16:41 | プライベート公開

「育児」は「育自」

 兄弟姉妹や従兄弟も多かったこともあり、子どもは昔から大好きでした。それまでは緩和医療方面に進もう思っていたのに、小児科実習を経た後は子ども相手の仕事しか考えられなくなり、今に至ります。現在では残念ながら、仕事で子どもと触れ合う機会があまりないのですが、おじいちゃまおばあちゃまの可愛さに日々癒やされています。
 そんな私は3人の保育園児の母です。コールのスタッフからは、「仕事と育児、両立していますね!」なんて言われていますが、母というのは名ばかりで、育児担当は優しい保育園の先生です。あれだけ子ども好きを公言していたのに、「保育園万歳!土曜日保育万歳!」なんて言って憚らなくなってしまいました。
 10年くらい前、小児科学会でテレビ等の長時間視聴に関する提言がありました。その当時まだ青くピチピチだった私は、「2歳未満の子にテレビは見せないようにしましょう。親の責任ですからね。」と偉そうに育児指導していましたが、今では「独りにしないことと長時間でなければ、テレビ見せて良いですよ~」と人に優しいふりして自分に甘い事、この上ありません。(小児科学会の提言でも「長時間」見せないように、ということで、全く見せないようにとは言われていません。一応、念のため・・というか保身のため?)育児相談を受けても、「そんなの大丈夫よ~」で終わることが9割です。
 そんなテキト-な私の子どもでも、有り難いことにスクスクと成長しています。
 この春年長さんになる長男は、「そんな意地悪なこと言ったら、カッパ寿司(新幹線がお寿司を運んでくれる回転寿司)に一緒にいかないからね!」と、私の口癖そっくりなことを言います。以前は外出の度に迷子になっていた4歳の次男も、保育園の先生から「Tくんはお兄ちゃんになりましたよ!みんな静かに座っている時に走り回ることが少なくなりました!(注:なくなりました、ではないです)」と褒めてもらいました。そして、新横綱・鶴竜似と言われる4月で2歳になる三男も、「でんしゃ」「ばしゅ」「とっきゅうじゃー(今一番アツい戦隊ヒーロー)」「しんかん(せん)」など、ようやく言葉が出てきました。ほとんど乗り物の単語で、なかなか母は呼んでもらえませんが・・
 いつも同じようなお弁当だし、嫌いなものも結構入れているのに、ちゃんと残さず食べてくる息子たちをみて、成長したなあと目を細めた数秒後には「こらー!咬んだらダメ!叩いたらダメ!キックもダメ!」と、「お母さん、なるべく使わないようにしてくださいね」と以前指導していた「ダメ」を連発しています。そんな風に怒っていると、最近息子たちが「ごめんなさい、お母さま!」と言うようになりました。これは、私が怒っている時に、「お母さま」と言われ不覚にも笑ってしまった後からこうなったのですが、外出中にも「ごめんなさい、お母さま!」と言うため、どうも周りからセレブ奥様と思われているようです(誰からも言われませんが)。その後、「お母さん、笑って!」と言われ、頭から角が何本も出ている自分にハッとし、『「怒る」じゃなくて、「叱る」ですよ~』と言っていた頃を思い出し反省・・。「育児」は「育自」と痛感する今日この頃です。
[PR]
# by cmcweekly | 2014-03-28 17:34 | プライベート公開
前回のブログから季節は巡り、年も変わり3月となりました。
コールに来てもうすぐ1年です。
初回ブログでは体重のことに触れましたが、結局・・・
81kg→79kg、と微減香りのヘアカラ~でした。
反省&残念・・・・・・
だって、昼も夜もおいしいんだもん!(言い訳していいわけ?!)

話は変わりますが、先日発表された平成26年度診療報酬改定では団塊世代が75歳になる2025年に向け、さらなる在宅医療の充実や主治医制などが盛り込まれていました。地域全体で支える医療やケアの充実に益々重点が置かれていくようです。
一方で有料老人ホームやケア付きマンションのような自宅扱いの集合住宅への訪問診療に対して厳しい報酬改定がなされました。集合住宅にいる患者さんを短時間で大量に診察し、暴利を貪る悪徳業者、医療機関が実際に存在したわけですが・・・本来は真面目に少人数を集めてグループホームをされているところに、一人一人丁寧に診察するような診療機関が多く存在するわけです。
今後は同じ敷地の同じ集合住宅(一般的なマンションも入ります)に、複数の訪問診療先があれば、4月から医療費が突然激安!になります。200戸のマンションに1人だけ訪問する方が2人訪問するより高い医療報酬が得られる!という摩訶不思議な現象が発生します。ただしこれも後付けしたようなルールにより、日を改めて別々の日に訪問する等で結局これまで通り報酬が得られるようです。今後この国の医療報酬改定は性悪説に基づいて決められていくようです・・・・

先日3月1日~2日に浜松市(写真は浜松城)で第16回日本在宅医学会大会に参加しました。

f0208667_11191484.jpg


コールに来るまでは泌尿器科医でしたので、知識も偏り自信のないこともありましたので、少しですが勉強してきました。認知症、独居の患者さんが増えていることから、それに関連した演題がすごく目立ちました。その中で気になるポスターがありました。
ある大学病院泌尿器科の医局員が在宅診療クリニックを4年前にすでに立ち上げて頑張っていた。在宅で必要に応じて抗がん治療も行っている。やるじゃん!在宅医療の重要性を早くから認識している大学医局もあるようで、自分が在籍していた医局をふと思い返すと・・・・・  ふぅ・・・ 殆ど誰も分かっていないような気がして・・・残念! 
いつかみんな気が付いてくれるといいな!
 浜松では鰻が食べられませんでしたが、所用で立ち寄った名古屋で暇つぶしならぬ、ひつまぶし(写真)を頂きました。瀬戸内海のアナゴも大好きですが、やはり鰻には勝てないなあと再認識しました。
 次回の日本在宅医学会大会は盛岡であるそうで、わんこそばに冷麺にじゃじゃ麺がある!と思ってしまった私にはまだ痩せる資格が無さそうである。 アー麺!

f0208667_11194941.jpg


 先日土曜日の待機中、癌の末期で食べたものがしょっちゅう腸で詰まる患者さんから連絡あり、腹痛とのことで往診。往診時には少し楽になっておられました。笑顔もみられ、我々の訪問で安心されたようでした。
 その患者さんが編んで作られたかわいいネズミちゃん?(写真)を一つ頂きました。頂いた後に、「先生、お子さんは一人でよかったの?」と聞かれました。
 どんなにしんどい時でも相手を思いやる気持ちを忘れない、その気持ちに癒されました。ちなみにうちの娘は4月から年少です。
もう一人欲しいな、と思う今日この頃ですが、すでに夫婦共々アラフォーです。
もう時間がないよ!
以上兄のだらだらよくばりブログでした。

f0208667_11201710.jpg

[PR]
# by cmcweekly | 2014-03-26 11:20 | プライベート公開

CMC広島のスタッフが毎週更新していきます。お楽しみに☆


by cmcweekly